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侍学園15周年記念企画『三四六×侍学園 理事長 長岡秀貴氏 特別対談』

三四六 ✕ 侍学園理事長 長岡秀貴氏 特別対談

15周年を迎えた侍学園と、その活動を見守ってきた三四六。
6月24日 侍学園15周年記念 松山三四六コンサート「ここから」の開催を前に、
侍学園の生みの親、長岡秀貴氏と三四六がコンサートに対する『想い』と侍学園の『未来』について熱く語ります。
 

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三四六:こんな立派な学校作って…長岡、 お前はやっぱり凄いわ。

長岡:いやいや!まだまだですよ!
アニキ(三四六)はサムガクの歴史のほとんどを知ってますもんね(笑)

三四六: 思い返すと、懐かしいよ。お前と東京駅で初めて会った時!
この若造…なかなかやるな…って関心したもんな。
まぁでも、まさか一緒にコンサートが開催できるなんてね。
あ、15周年おめでとうございます。

長岡:ありがとうございます!!

三四六: その記念すべき年の記念すべき公演が…俺で良かったの!??後悔してない??

長岡:始めから決めてましたから!アニキ(※三四六)しかいないって!

三四六: それはそれは。ありがとうございます。責任重大だな!

長岡:そもそも15周年は絶対式典をやりたいって思ってたんです。
やるからにはご来場いただく皆様に、心に残る影響力のある人が良いなって考えていました。
そこで思い出したんですけど
アニキのコンサートに来ている人達って、払ったチケット代よりも多くの何かを得ている気がして、一度行ったら忘れられない心に残る公演ばかりだなと。
あと、ずっと応援していただいていた部分もあって、何か一緒にできないかなと思いアニキしか考えられなくなりました。
実際、うち主催のイベントより反響は多いです!!

三四六: そうなんだ。この公演をキッカケに、もっとサムガク(※侍学園)のことを知ってもらえるようになれば良いね。

長岡:そうですね。今回の目的はやっぱり「15年間支えてくださった方々への恩返し」だと思っています。
それから、上田という地で我々の活動を見守って下さっている地域の皆さんへの報告も兼ねています。

三四六: じゃぁ、俺の事知らなかったり、興味ない人も来るんじゃん(笑)

長岡:はい(笑)まぁでも、サムガクを知らない人にはアニキを通して活動を知ってもらいたいし、
逆にアニキを知らない人には、アニキもサムガクを支えている1人だということを知っていただければと思います。
 

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三四六: 俺はさ、サムガクに何にもしてないじゃん?イベントにも頻繁に顔出せるわけじゃないし。

長岡:いやいや! 十分にしていただいています!
我々はNPO法人なので、皆様の寄付金で成り立っているわけですよ。
2010年に旧校舎が火事になって大変な状況になったことがありましたが…あの時も本当に皆様に助けていただいて、
アニキも「はい、これ。学校に使ってね」って寄付金をいただいたにも関わらず、
それを誰かに言うわけでもなく…。
素直にカッコイイなと思います。

三四六: すぐ駆けつけられなかったからな。俺にできることっていったらそのくらいしか考えられなかったもんな。
そもそも何年も前から、上田市に学校があるんだから「サントミューゼ取れたらコラボしよう」って話はしてたじゃん。
そしたら急に連絡がきて「6月24日、会場押さえました」って(笑)
サントミューゼの規模(収容人数)分かってるのかって心配になりましたよ。
でも、やっぱり君たちの情熱はすごくてね。
僕は何もやっていないけれど、大きなステージを用意していただいたからには何倍にも恩返ししなくちゃなって。

長岡:恐縮です。

三四六: あのね、あなたは僕を乗せるの上手いよね!

長岡:そんなつもりはないですよ!!

三四六: いやいや!だってね、これだけ大袈裟に「いつも支援していただいている三四六さんとコンサートを開催します!」とか言ってさ。
俺何にもやってないのにそんな発言されたら、「あれ?やらなきゃじゃん」みたいな(笑)

長岡:本心ですから!!!

三四六: そもそもね、サムガクって、ものすごいネームバリューの企業や全国区の著名人とかと繋がっているんだから
俺なんかよりもっとお金の集まる、15周年に相応しいような方々を平気で呼べるような団体だと思うんだよ。
サムガクの映画だって出させてもらったよね。出演時間30秒だったけど(笑)
※気になる方は映画「サムライフ」をご覧ください

長岡:主役じゃなくてすいません(笑)
 

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三四六×侍学園コンサート

三四六: 長岡はさ、俺なんかよりもの凄い社会貢献をしてるよね。
俺はさ、長野県でラジオという仕事をいただいて、与えられた仕事からスタートしているわけ。
でも長岡は違うじゃん。自力で本を出版して、学校を作って、苦労から始まっているわけでしょ。
それを知っているからこそ、俺は発信源になってもっとサムガクをPRして、長野県内でサムガクを知らない人をなくしたいと思うんだよね。

長岡:ありがとうございます。学校は東京にも沖縄にもありますけど、全国にはまだまだ知られていないんです。

三四六: そうなんだけどさ、15年も長野県で活動しながらまだ知らない人がいるこの驚きね。
そこをカバーするには、長野県といったら俺かなって。

長岡:あ、自分で言います?(笑)

三四六: そうかなって!!
だから今回のコンサートはトータル的に考えても、知っていただくためのキッカケ作りになるんじゃないかな。

長岡:さすがアニキ!理解していただいて助かります。

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三四六: 今回は三四六さんの出演時間は短いんですか?とか、曲数は少ないんですか?とか、よくファンの方々から聞かれるんだけど。

長岡:ファンの方々からしたら、心配でしょうね。

三四六: そう!だけどそんな心配はご無用で、俺はほぼステージに立ち続けますから。
俺がサムガクをPRしますから。相変わらずトークは長いかもしれないけど(笑)

長岡:時間はオーバーしないでください(笑)
まぁ、僕らの学校の活動っていうのは、全然知らない人達の幸せに携わる仕事だと思っているので、
生徒達には俺らスタッフの「やれることをがむしゃらにやる」姿を見て常に学んでほしい思いはあります。
ただ、法人全体のミッションとしては『孤独感を抱えている人たちを1人でも無くすこと』だと思っていて、その思いを伝える機会ってなかなか無いんですよね。
在学生は実体験や原体験を聞ける距離に居るので、すぐにカバーすることができるのですが、
もしかしたら、アニキのコンサートに来ている人たちの中にはもの凄く孤独感を感じていたり、
あるいは家庭の中で問題を抱えていたりとか、プライベートで問題を抱えていたりとか。
それを解消するオアシスがきっとアニキのコンサートなんじゃないかと。

三四六: そうなのかな。俺はただ語って歌うだけだけど。

長岡:昔からアニキのコンサートに行くと周りのお客さんの様子を見てるんです。
そうすると「ここに来られたからもう大丈夫」とか「これをキッカケにまた頑張るんだ」みたいな雰囲気があるわけですよ。
それって、僕らの実質的な活動よりも、もっと悩みを抱える人達に近いんですよ。

三四六: 直接話してないのに、凄い観察力だな!!

長岡:まず悩みを抱えている人は「よし、サムガクに行こう」なんてならないんですよ。
だけどそれを、アニキがコンサートを通して、歌詞を通して「お前を絶対1人ぼっちにはしないんだ」って伝えるじゃないですか。
アニキにとっては仕事かもしれないけれど、僕らには絶対に出来ないアニキだけのミッションなんですよ。

三四六: なるほどね~!!深いな!

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長岡:なので、アニキのファンの方々に、僕らの活動を知っていただくことは非常に大事なミッションで。
今まで、講演会等で色々な方々を呼んでいますが、それはまず、人を集めるためにお願いをするんです。
僕らはそれを『スルーパス』って言っているんだけど、来場のキッカケはその人目当てで良いんですよ。
その人を通じてサムガクの事を知っていただくことが1番重要なので。
だから、ご来場いただいた方々が「ここに居る人たちとは繋がっているんだ」とか、
それを主軸にもっと新しいコミュニティーを作ろうって気持ちになってもらうと、我々はミッションを果した!って気持ちになります。
また、サムガクがあり、僕が生まれ育った上田市の活性化にも繋がるかなと。
今からものすっごくワクワクしてます!!!

三四六: そうか~。上田市は上田城、真田幸村だけじゃないんだ! サムガクがあるじゃないか! って事をステージでアピールするかな。

長岡:そうですよ。
だって俺達には絶対できないことだから!でもこのコンサートを成功させることによって、僕らに出来ない事がブレイクスルーできるので。

三四六: なるほどね。

長岡:地域の人、支援者の皆さんへの感謝の気持ちを伝えるコンサートなのに東京からビッグアーティストを呼ぶことは15周年に相応しくないなって考えて。
アニキと出会って、ラジオとかでサムガクの事を喋ってくれたおかげで出会えた生徒は実際に沢山居ます。
きっとアニキが発信してくれていなかったら、救われていない命だってあったと思うし。
だからアニキは謙遜して言うけど、実際に俺達はアニキに救われてきたし感謝しかないんですよ。

三四六: そうか~。そう言ってもらえると嬉しいな。

長岡:そうそう。しかもアニキは長野県における「不安や怪しい」事を取り除く役割も担っているんじゃないかと。
アニキが公共の電波を通して語る事は、嘘は言えないじゃないですか。
だからこそ、俺達の活動に賛同してくれたアニキのファンが支援者となってくれているのも事実ですから。

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三四六: 何人か卒業生の顔が思い浮かぶけど、皆俺に相談してきて、サムガクを勧めて卒業して。
今凄く立派に働いてるもんな。家族だって助け船を出したくらいの人間が、今笑顔で生きてるんだから凄いわ。

長岡:だから俺の中では、15年間色々なイベントを開催してきたけど、今回の公演は特別な想いがあって、心からワクワク感がありますね。

三四六: 今から凄い熱入ってるもんな(笑)

長岡:それからもう1つ大事な事が。
スポンサーについていただいている企業様方にも感謝ですね。 NPO法人なので今回の公演もスポンサーについていただかなくては開催はできないんですよ。
現状で何社かご協賛いただいていますけど、きっとこれも松山三四六というネームバリューがあってスポンサーメリットも沢山あるからだと思います。
また、地元企業の皆さんには、実際にある世間の問題に目を向けていただくチャンスでもあります。
だって、企業の方々にとっては、これから雇用していく若者たちの問題ですからね。
10年後とかに企業を担う存在になる若者に対しての先行投資みたいなものですから。
そうなってくると、説得力があるのは長野県の文化人でもある松山三四六なわけですよ。
その影響力にあやからせていただきました。

三四六: 俺も文化人だって言われるなんて!一応大学の客員教授も務めていますからね。

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侍学園のこれから

三四六: 15周年を迎えて一区切りだと思うけれど、これからのサムガクが目指すビジョンはあるの??

長岡:そうですね。僕はサムガクを一隻の船だと思っていて、1年もったら3年、3年もったら5年、5年もったら10年続くと言われる世の中で
僕が船長になって15年間もオールを漕ぎ続けてきました。

三四六: 俺の活動もそうだな。仲間が居たからやってこれてる。

長岡:そうですね。でもリーダー的な立場の人間は、10年経ったら育てる方に変わるんですよ。

三四六: そうなんだ。
 

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長岡:10周年を迎えてからの5年間で、このサムガクを育ててきたつもりだったし、
生徒はもちろん、30人のスタッフも育ててきましたけど、
もうサムガクは俺の手で育つとかそんなことではなくて、覚悟を持ったスタッフ達がサムガクのオールを漕ぎ続けてくれると信じています。
だから俺の中では、この学校をどう発展させていこうなんて考えは全くなくて。
目的地はずっと先にあるので、この規模の船は変えずに進んで、もう漕ぎ終わった奴らが次々と船を降りて行くみたいな感じで良いんじゃないかと。
ただ、この航海は俺達だけじゃなくて日本中どこでも起きないかなと思っています。
つまり、侍学園みたいな学校が日本中どこでも誕生し始める5年間になってほしいです。

三四六: 長岡みたいな苦労をしてまで、マネしたくてもマネできないよ!!

長岡:そうなんですよ。なんで15年間別の場所でその航海がなかったのかって言ったら、もしかしたら沈没するかもしれないっていう不安があるから挑戦できなかったのではないかと。

三四六: そりゃそうだ!

長岡:だけど、15年間サムガクのボロ船でも沈まなかったんだって事実があるから、俺らもいけるんじゃないかって思ってほしいんです。
だから、これからはそういった支援の場所を日本全国に作る。
そんな人たちを俺は応援したいなと。
サムガクくらいの規模の団体が沢山出来て、「打倒サムガク!」なんて奴らが現代の侍として世の中に旗を掲げていってほしいなと思います。
アニキは知ってますか?社会的排除を受けている人の世間的な割合って約3%なんですよ。
実は、300年前の戦国時代で侍を名乗っていた人たちって、全国民の約3%なんです。
つまりほぼ同数なわけですよ。

三四六: へぇ~!初めて知った!

長岡:時代に合わないからって刀を取られても、『志だけで世の中を変えていくんだ』みたいな高い理想を持っている熱い奴らや
まじめに世間の幸せを語り合えるような人間達を
どうやって作っていくのかってことが、今後5年間の勝負なんじゃないかと思います。
 

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三四六: なんだよ!さっきから寂しい言い方ばっかりだな!…まさか引退とかは…しないよね??

長岡:完全に離れるわけではないですが、数年後には(笑)

三四六: えー!!!

長岡:いやね、一度自分が今までしていた仕事を手放して、自分の時間を作りたいなと。
で、50歳位になったらサムガクに再就職させてもらおうかなと(笑)

三四六: それ、面白い(笑)

長岡:現場からやらせてください!!みたいな(笑)
それで全国の似たような活動をしているNPO団体に申し出て、3ヶ月間ずつ新入社員として働いて
3ヶ月後「君たちはもう大丈夫だ」って書置きをして消える(笑)

三四六: それがしたいだけじゃん!!

長岡:かっこつけたいんですよ。まぁそれはともかく、スタッフ達も俺が居なくなっても大丈夫ですよなんて言ってるくらいですからね。

三四六: 個性豊かすぎるけど頼もしいスタッフばっかりだもんね!

長岡:以前は10年スパンで物事を考えていたけれど、最近は5年スパンで考えるようになりました。
明日俺が居なくなったらどうしようもないようじゃダメだから、そうならないような5年間にしていければと思っています。
そのための15周年イベントでもあるので。

三四六: なおさら俺に重圧が!!
でも改めて話しを聞いてこれは頑張らなくちゃって思ったね。

長岡:ここでは伝えきれない思いがありますから、ぜひコンサートに来て、我々と直接交流していただきたいですね。

三四六: 長岡秀貴という男に会ってほしいわ(笑)

長岡:会場うろうろしてますんで、声を掛けてください。

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三四六: 当日はスタッフ全員参加するの??

長岡:はい。大体は。それから生徒もスタッフとして参加します。

三四六: そうなんだ!それは良い社会勉強になるね。

長岡:普段できない経験をさせていただきます。ぜひ温かく見守っていただければ嬉しいです。

三四六: 本当に楽しみになってきた!!

長岡:スペシャル企画もありますからね。

三四六: さて、コンサートに向けて企画会議しよう!!

長岡:宜しくお願いします!!

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1日入学体験や長岡理事長との対談を通して、侍学園をより深く知る事ができた三四六さん。
コンサートに向けての企画会議も順調のようです。

これまで支えてくださった支援者の方々や地域の皆様だけではなく、
多くの支援の輪がこのコンサートを通して広がっていくことが1番の願いです。

長岡理事長、ありがとうございました。

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長岡秀貴氏プロフィール
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1973年4月25日生まれ
長野県 上田市出身
認定NPO法人侍学園スクオーラ・今人 理事長
合同会社ハイド代表取締役 社長

私立上田西高校を卒業後、静岡県 常葉大学本学教育学部に進学。
苦しむ子ども達に手を差し伸べ、生きることを学べる「自分の学校を作りたい」という志を胸に小・中・高の教員免許を取得。
その後、母校の上田西高校で教員を5年務め退職。
開校資金を貯めるため、ショットバー(現:Bar HID)を経営。
その他にも2003年に当時のスタッフ達と設立した「HID BOOKS」より
脱・教師 ダッセン』を出版し大きな反響を呼んだ。
2004年上田市に『認定NPO法人 侍学園スクオーラ・今人』を開校。
同法人理事長に就任する。
2005年に学校設立までの軌跡を綴った『サムライフ』を出版。
同作品は2015年に、森谷雄監督により映画化され全国ロードショーとなった。
2018年春に新刊『HOPE』を発売。
これまでに語られてこなかった出会いや、苦悩、奇跡がこの1冊に。

その他にも、千葉、沖縄の総合病院小児科で小児総合支援師として従事している。

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